「白髪をただのばすだけでは、おしゃれではなく老けて見えるだけです」「疲れて老けた印象になるのは、白髪と黒髪の境目がくっきりして『お手入れをさぼっている』ように見えるから。高橋さんはその段差が少なく、全体がグレイ色に見えるから、清潔感があるのです」

 

ここ数年、「グレイヘア」という言葉をよく見聞きするようになりました。テレビや雑誌でグレイヘアの特集が組まれたり、写真集が発売されたり。2018年には流行語大賞にノミネートされたことでも話題となりました。

グレイヘアとは、白髪を染めずに生かしたヘアスタイルのこと。白髪といえば加齢の象徴のようなネガティブなイメージがありましたが、グレイヘアがブームになってからは、「ありのままの自然体の自分」「老いに抗わない生き方」を体現するものとして、ポジティブに受け入れられているようです。

グレイヘアはありのままの白髪を生かすヘアスタイル

ただ白髪染めをやめるだけでは、老けて見られたり、やつれて見られたりするだけに終わってしまう可能性があります。また、グレイヘアになると全体の印象が変わるので、それまでのファッションやメイクが似合わなくなることもあります。

 

おしゃれに年を重ねるなら。素敵な大人の「グレイヘア」を考えよう

年を重ねても素敵な女性でいたい。年齢にとらわれず、自分らしく生きていたい…。そんな女性に人気を集めているのが、白髪染めをせずに白髪を活かしたヘアスタイルを楽しむ「グレイヘア」です。白髪=老いの象徴というイメージではなく、年齢を重ねたからこそできるおしゃれとして、グレイヘアを楽しむ女性も増えています。

年齢とともに増えてきた白髪。あなたはどうしていますか?思い切って白髪染めをしても、しばらくすると伸びてきた根本が気になったり、お手入れが大変だと感じたり…。今、40代や50代でも白髪を染めずに楽しむ、「グレイヘア」という新たなスタイルが支持されてきています。単に白髪染めをやめるのではなく、白髪を活かしたヘアスタイルを楽しむのがグレイヘアのポイント。

 

グレイヘアに合うカラーリングやメッシュなど、「グレイヘア=白髪」の概念を覆す、一段階新しいスタイルを提案。

カラーで遊ぶ・メッシュでアカ抜ける、自然に美しく。今こそ新しい「グレイヘアの世界」へ!

白髪だからこそ素敵なヘアスタイル集。

白髪でしか出せない絶妙なニュアンス、カラー、メッシュを駆使した

「黒髪よりもずっとカッコいい」ヘアスタイルのこと。

 

今、黒髪と白髪が美しくまじった髪は、憧れを込めて「グレイヘア」と呼ばれています。

日本人の8割が、真っ白ではなく黄色みが出るタイプ。ですから草笛さんのような真っ白な髪は、美容室で作る必要があります。青紫色のアッシュ系と呼ばれる酸性カラー(ヘアマニキュア)を使うと、真っ白に見えます。

美しいグレイヘアにするためには、正直、時間がかかります。自然に任せてもいいのですが、プロの美容師が関わることで、移行期間も美しくいられます。「こうなりたい」というイメージを伝えましょう。グレイヘアは今、若い人も憧れるトレンドです。白髪が気になる人は、真っ黒に濃く染めるのではなく、明るい色の白髪染めを使い、髪全体の明度を上げると、移行期も美しく楽しめます。また、ハイライトとローライトを入れ、髪に立体感を出し、自然に白髪と黒髪がまじった状態を作る方法もあります。

 

grayとは、灰色という意味もあるのですが、「円熟した」や「老成した」という意味もあるのです。ですので、灰色のことではなく「歳を重ねた髪」という意味でグレイヘアと呼ぶのです。